program

⑥フォーラム

「芸術と労働」

[共同開講]「文化芸術による共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」(主催:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)/京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業)

日時:2020年1月11日(土)13:30〜16:30

会場:京都精華大学 友愛館 3F アゴラ →黎明館 2F L-201に変更になりました。

登壇:伊藤まゆみ/三輪晃義/山本麻友美/吉澤弥生/渡邉朋也
進行:ほんまなほ

申込締切:2020年1月10日(金)

受講料:無料

長時間労働、低賃金、非正規雇用、やりがい搾取、さまざまなハラスメント。アートに関連する労働環境の問題について、語られることが増えてきています。フォーラム第一部のレクチャーでは、芸術労働にまつわる現状や、労働法や労働者の権利についてまず学びます。第二部のクロストークは、労働者の交渉する権利のひとつである「労働組合」の話や多様なキャリアデザインの話から、私たちはどんな労働環境を望んでいるのかについてゲストのお話を聞きます。第三部では、来場者とゲストが「労働者としての私たちと芸術」をテーマに話します。
「芸術と労働」についてのこれからの意識、行動を来場者と共に考えます。

13:30〜
第1部 レクチャー① 講師:吉澤弥生「芸術労働の現状」
    レクチャー② 講師:三輪晃義「労働法について知る」

14:25〜
第2部 クロストーク「労働組合とキャリアデザインの話」
ゲスト:山本麻友美/伊藤まゆみ/渡邉朋也

15:15〜
第3部 来場者とゲストによるフォーラム「労働者としての私たちと芸術」
進行:ほんまなほ

profile

京都精華大学 全学研究機構 展示コミュニケーションセンター特任講師

伊藤まゆみ

いとう まゆみ●2005-2014年、神戸アートビレッジセンター(KAVC)の美術プロデューサー、2015-2019年、トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)[公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館]に企画調整係長として勤務し、若手芸術家育成事業に携わる。2019年より現職。

大阪大学COデザインセンター准教授、ガムラン奏者

ほんまなほ

臨床哲学を専門に、哲学プラクティス、対話、こどもの哲学、フェミニズム哲学、多様なひとびとが参加する身体・音楽表現についての教育研究を行う。著書『ドキュメント臨床哲学』、『哲学カフェのつくりかた』『こどものてつがく』(共編著)ほか、『アートミーツケア叢書』監修。

弁護士

三輪晃義

みわ あきよし●大阪弁護士会所属。大阪労働者弁護団、連合大阪法曹団、LGBT支援法律家ネットワーク、日弁連LGBTの権利に関するPT、Cafe LGBT+等に所属し、労働環境やセクシュアルマイノリティ等の人権問題に取り組んでいる。

京都芸術センター チーフ・プログラム・ディレクター

山本麻友美

やまもと まゆみ●ジャンルにとらわれない事業や取組を積極的に行い、新しい創造活動を支援する京都芸術センターの事業全体を統括する。近年の主な担当事業に東アジア文化都市2017京都「アジア回廊 現代美術展」、KYOTO EXPERIMENT2018「山城知佳子〈土の人〉」展等。

共立女子大学文芸学部教授、NPO法人地域文化に関する情報とプロジェクト[recip]理事、NPO法人アートNPOリンク理事

吉澤弥生

よしざわ やよい●専門は芸術社会学。近著に「アートマネジメントと、非物質的労働の価値」白川昌生・杉田敦編『芸術と労働』(2018、水声社)、「アートNPOの展開と実態」小林真理編『文化政策の現在2』(2018、東京大学出版会)など。単著『芸術は社会を変えるか?』(2011、青弓社)、調査報告書『続々・若い芸術家たちの労働』(2014、科研費報告書)など。またrecipでは『「船は種」に関する活動記録と検証報告』(2013、東京都)、アートNPOリンクでは『アートNPOデータバンク2016-17』(2017、文化庁)などを共同制作。

YCAMインターラボ アーキビスト

渡邉朋也

わたなべ ともや●多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業後、同大研究室助手を経て、2007年にリニューアルオープンした同大学図書館のコンセプトメイキングから携わり、オープン後は館内に併設されたオープンスペースの運用などを担当。2010年、山口情報芸術センター[YCAM]のスタッフに着任。展覧会や公演など主催事業全般のドキュメンテーションのほか、過去に同センターが発表した作品の修復/保存、ポータルサイトやガイドブックなどの同センターの情報発信プラットフォームのプロデュース/ディレクションを担当。これと並行し、美術家としてコンピュータやインターネットといったメディアテクノロジーをベースに、インスタレーション、映像作品、ダジャレ、エッセイなどを制作する。著書に「SEIKO MIKAMI:三上晴子 記憶と記録」(2019年/NTT出版/馬定延との共著)がある。

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講座のお申し込みについて

  • 申込方法:以下「講座の申し込み」ボタンからお申し込みください。
  • 申込締切:2020年1月10日(金)

講座の申し込み

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京都精華大学 黎明館 2F L-201

住所:京都市左京区岩倉木野町137
■地下鉄「国際会館」駅よりスクールバスに乗車(所要時間約10分)
■叡山電鉄「京都精華大前」駅下車

京都精華大学のアクセス情報、スクールバス時刻表は大学ホームページもご参照ください。

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お問い合わせ先

京都精華大学 社会連携センター

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137

TEL   : 075-702-5263(平日のみ)
FAX   : 075-722-5440
MAIL : lgbtqseminar@kyoto-seika.ac.jp

※プログラム当日のお問い合わせはメールでお願いします。

LGBTQをはじめとするマイノリティの社会包摂を視野に入れた
アートマネジメント・プロフェッショナル育成プログラム

主催

京都精華大学

共催

京都市/公益財団法人世界人権問題研究センター

協力

高槻井戸端ダンスプロジェクト実行委員会(五領アートプロジェクト)

プロジェクトリーダー|山田創平

プロジェクトコーディネーター|内山幸子/緒方江美

一緒に考える人(モデレーター)|あかたちかこ

2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業

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