京都精華大学|マイノリティの権利、特にSOGIをはじめとした〈性の多様性〉に関する知識と、それらを踏まえた表現倫理のリテラシーを備えたアートマネジメント人材育成プログラム

PROGRAM

01

プレイベント

いちむらみさこ 
アーティストトーク&ワークショップ
  • 申込終了
  • 講演
  • ワークショップ
  • 対面
①アーティストトーク
「隔絶、それでも生の際で ― ジェントリフィケーションとアート」
日時

2022年7月15日(金)16:20〜17:50

会場

京都精華大学 ※教室名はお申込者にご連絡します。

定員

50名

申込

2022年7月14日締切

②ワークショップ
「わたしのだれかのこと」
日時

2022年7月16日(土)13:00〜16:00

会場

京都精華大学 ※教室名はお申込者にご連絡します。

定員

15名 

申込

2022年7月14日締切

※ワークショップに参加される方は可能な限りアーティストトークも受講してください。

〇会場へのアクセス情報はこちら
〇キャンパスマップはこちら

 

いちむらさんは、東京の公園のブルーテント村に居住しながら、テント村の住人や様々な人たちと共に、絵を描く会やお茶会、路上キッチンなどを、公共空間で展開してきました。貧困と労働、ジェンダー、セクシュアリティ、ジェントリフィケーションといった社会の諸問題を交差させながら行う表現や場づくりについて、いちむらさんの活動を通じて皆さんと考え、共有したいと思います。

 

[2022/7/4追記]
本アーティストトーク&ワークショップでは、小さいお子様のおられる方にもご参加いただきやすいように、一時保育を行います。ご希望の方はこちらのWEBフォームからご連絡ください。受入れは若干名・先着順です。2022年7月10日(日)申込締切

いちむらさんからのメッセージ

これまでにない危機感を抱きながら、わたしたちはつながり生きていかなければなりません。一方、多様性やインクルーシブを推し進められることが、様々な枠組みを超えていくどころか、逆に新たな周縁化を生み出すこととして機能しています。

多様な力関係の中で、わたしたちの価値観が形成されているとすると、それぞれの惹かれることや美意識はどのような力に依拠しているのでしょうか。今回のワークショップでは、紙の上に「わたし」が描いた物を、切り貼りするなど 紙の基本的な性質を使い、空間的に物質的に変化させて寄せ集めてみます。「わたし」がそこに存在しているなかで、見えなくなっているだれかをわたしたちは想像することができるでしょうか。

講師プロフィール

いちむらみさこ
アーティスト
1994年京都精華⼤学美術学部(現芸術学部)卒業。1996年東京藝術⼤学⼤学院修了。2003年から東京の公園のブルーテント村に居住。テント村の住人とカフェ「エノアール」を立ち上げ、多様な人たちが集う物々交換カフェを運営。2007年ホームレスの⼥性たちのグループ「ノラ」を設⽴。ジェンダー、貧困、マイノリティ、ジェントリフィケーションの問題に取り組み、様々な活動を通して社会的に排除される人々・領域を可視化する。
>いちむらみさこWEBサイト

関連展覧会

京都精華大学ギャラリー
リニューアル記念展
「越境―収蔵作品とゲストアーティストがひらく視座」

◯会期|2022年6月17日(金)-7月23日(土)11:00-18:00
※日曜休場
◯入場無料
◯会場|京都精華大学ギャラリーTerra-S
◯出品作家|シュウゾウ・アヅチ・ガリバー、いちむらみさこ、今井憲一、ローリー・トビー・エディソン、塩田千春、下道基行、嶋田美子、谷澤紗和子、津村侑希、富山妙子、潘 逸舟
◯主催|京都精華大学

ギャラリーTerra-Sウェブサイト